12月6日(木)

今日は部屋のメンバー4人でハナウマ湾に泳ぎに行きます。
自分一人なら、6時くらいに出発しちゃうところですが、部屋のTさんの「海しかないんだからゆっくりでいいよね。」の言葉に負けて、8時出発としました。
(この時点で、泳ぎだしは10時以降になることが確定。)
昨夜も同部屋の3人は、相変わらず飲みに出かけて帰りは午前様。
せっかくの寄港地なのに体調を万全にしたいと思わないのでしょうか。
私には理解できない世界です。
でも、彼らからすると、せっかくの最後の寄港地なのに、飲まないで寝る私が理解できないのでしょう。
人って、ほんとにさまざまです。

ここから、今日の動き

5時50分起床して、すぐに食事。
いつもは7時スタートの朝食も、今日は6時から食べられます。
昨日からホノルルに停泊中なので、朝早く出発する人に対応するためです。
4階レストランは朝早いためでしょうか、メニューはいつもより少し少なめ。
いつものオレンジジュースや牛乳、それから玄米もありません。
ちょっと寂しい朝食です。

6時半、7階に上がると、すでに来ているSさんとセビジャーナスの練習を30分。
発表は11日なので・・あと4日しか練習できません。
間に合うか、Sさん。
少し遅れてやってきたYさんも苦戦しています。
もはや寄港地の朝だからなんて言ってられないのかもしれません。

7時に部屋に戻り・・ようやく動き出した部屋メンに「8時だからね。」と念を押して、5階レセプション前ロビーで待つことにします。部屋の中で複数の人間が荷物準備を始めると、居場所がないですから。
少しでも早く出たい私。あまり気にしない雰囲気の3人。
すごくいい人達だけれど、このあたりの感覚の差は、なかなか埋まりません。

8時5分に出発。歩いて5分程度でバス停。20番バスに乗ってワイキキへ。
ワイキキで、22番バスに乗り換えることは分かっているですが、バス停は確認していません。「きっとワイキキに入れば、どのバス停でも22番あるはずだよね。」と安易に考えていたものの、バス停に22番の表示は出て来ません。結局ワイキキビーチの一番はずれで降りて、近所のABCマートで「ハナウマ湾に行くバスのバス停知ってますか?」と聞いてみます。優しい店員さんは、店の前まで出て来てくれて、「この道の先、右側にあるわよ。」と教えてくれました。店員さんありがとう。それから、良い場所でバスを降りた自分偉い!

22番バス乗り場。昨日ランニングスタートしたところと一緒。

平日はバスの運行が少ないらしく、待つこと30分の末ようやく22番バスに乗り込み、走ること40分、目的のハナウマ湾に到着です。
ハナウマ湾には、すでにピースボートの知り合いが数人写真を撮っています。
聞けばタクシーで来て、ちょっと見学して次の観光地に移動だそうです。
「僕たちはここで1日泳ぐんです。」という言葉に、やや優越感を感じます。はは・・。

ハナウマ湾来たー!

さっそく受付で入場料7.5ドルを支払って入場。
ハナウマ湾は、自然環境を守るために厳しいルールを設定しています。
「サンゴに触らない。」「サンゴを踏まない。」「魚に触らない。」「魚に餌をあげない。」「湾内は全面禁煙。」「水に溶けるタイプの日焼け止めは禁止。」などなど。
それらを10分弱のビデオで確認してから湾の中に入ります。
(1年以内なら、ビデオなしで入場可能。)

湾の中にお店はありません。
ゆっくり海水浴するには絶好の場所。

湾の中は、インフォメーションの小屋と、シュノーケル用具貸し出し所、それからトイレしかありません。飲食物は湾から高台に上がらないと買えません。椅子やパラソルなどのレンタルもありません。やや不便で、入場料を払った割にはサービスもありません。でも、きっとこれでいいのです。もし入場無料で、しかも浜辺に飲食店があったら、多くの人が殺到して自然はすぐに破壊されてしまうでしょう。

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水中写真撮ってみた。
攻撃されないから、魚も逃げません。
カメラはフジフィルムのXPシリーズ。15m防水。

ハナウマ湾では、3時間ほど泳いだり休んだりを繰り返し、サンゴや魚を堪能できました。サンゴは残念ながらほとんど死滅していますが、ところどころに生きてるのがあります。魚は、人に触られたり攻撃されたりもしないので、人間をほとんど気にせず目の前を泳いでいきます。波もサンゴが弱めてくれるので静かで、子供を泳がせるには絶好ポイントです。家族でハワイ旅行を考えているみなさん。一日はゆっくりハナウマ湾で過ごしませんか?私たちは不便なバスで行きましたが、ワイキキから送迎してくれる格安のツアーもあります。(パンフレットを見ると、ほんとに安いです。バス代とシュノーケルレンタル代の合計と同じくらいのものもあります。ハナウマ湾のレンタル代は高いので、自前の用具を貸すことで安く済ませているものと思われます。未検証ですが。)

食べ物は、一度高台まで登って購入。
これで14ドルって、高くね? 多少は湾の維持に貢献してるよね!?

かかった料金は、
バス代5.5ドル。(1日券でハナウマ湾まで行けちゃいます。)
入場料7.5ドル。
シュノーケルレンタル12ドル。
(マスクの部分だけです。フィンも借りると20ドルになります。)
昼食14ドル(チーズバーガー9.5ドル、ペプシコーラ4.5ドル程度) 
合計39ドルでした。
コーラ高すぎ!

帰りのバスはワイキキに戻る人で超満員。全員乗り切らないでバスは発車し、途中のバス停で待つ人もスルーして進みます。1時間に1本くらいしかないバスで、あれはひどいなとも思いますが、ハワイではこれがスタンダードなのでしょう。

ワイキキに戻り、街中をぐるぐる回ってレストランを探し、結局ショッピングセンターのフードコートで、ピザ、タコス、チキンをシェアして、2ドルのビールを飲み、安くて良かったと喜んで帰って来ました。
でも満腹にはほど遠く、船内でもう一度夕食。
今日のメニューはハンバーグ。昼と、まるかぶりですが、うまかったです。

ビール2ドルは、結構安いな。

夕食会場で一緒だった方に、「大声を落札した人と一緒になれて光栄です。惚れました。」と、褒められました。昨日もダイヤモンドヘッドの頂上で、「あの大声、感動しました。」と、若い女の子から褒められ・・、なんだか有名人になったみたい。まあ、悪い気はしませんわな。

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